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出張マイルは個人で貯めていい? 貯め方のポイントと還元を逃さない宿泊予約術

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出張マイルは個人で貯めていい?貯め方のポイントと還元を逃さない宿泊予約術

「出張マイルは個人で溜めていいのか」と疑問に思うビジネスパーソンも多いでしょう。この記事では、会社帰属との違いや「誰のものか」という疑問、公務員の場合の注意点や違法性の有無まで解説します。効率的な貯め方や、宿泊予約で還元を逃さないコツも紹介するので、出張の多い方はぜひ参考にしてください。

出張マイルは個人で貯めてよい?

出張で得られるマイルを個人で貯めてよいかどうかは、企業ごとの規定によって取り扱いが異なります。ここでは主な運用パターンと判断の目安を解説します。

運用パターン マイルの帰属先 判断の目安
個人利用を認める場合 従業員個人 就業規則や経費規程で個人利用を許容している
会社帰属とする場合 会社 規程で会社資産として扱っている
規定が曖昧な場合 未確定 明文化がなく慣行で運用している

個人利用を認める場合

会社が出張マイルの個人利用を正式に認めている場合は、自分のマイレージ口座へ安心して貯められることが多いでしょう。ただし、会社が指定する個人予約の方法や、会員番号の登録ルールが細かく決められているケースもあるため、出張前の事前確認が欠かせません。後々のトラブルや誤解を防ぐためにも、精算時には会社が定めた申告方法やルールをしっかり順守することが大切です。

会社帰属とする場合

会社がマイルを「会社の資産」と定めている場合は、個人の判断で自分の口座に貯めたり使ったりしないよう注意が必要です。このパターンでは、会社指定の予約方法や法人会員アカウントの利用を求められる場合があるため規定をよく確認しておきましょう。会社の経費で購入した航空券によって生じるマイルであるため、会社が指定する精算方法や管理フローに従って手続きを進めることが求められます。

規定が曖昧な場合

社内規程にマイルの扱いが明文化されておらず、慣習で運用されている職場では判断に迷いやすい傾向があります。曖昧なまま放置すると、「貯めている人がいるのに自分はダメなのか」といった社員間の不公平感や、部署ごとのルールのずれからトラブルに発展することもあるでしょう。こうした事態を避けるため、事前に総務や経理へ確認を取り、ルールを明確にしてもらうのが安心です。出張前には、マイルの扱いについてメールなど記録に残る形で得ておくと実務上も安全といえます。

出張マイルが
問題になりやすいケース

出張マイルは、扱い方によっては会社とのトラブルや思わぬペナルティにつながることもあります。ここでは、特に注意しておきたい代表的なケースを紹介します。

会社ルールに反する場合

社内ルールでマイルの私的利用が禁止されているにもかかわらず、個人で貯めて使ってしまうと、就業規則違反とみなされる恐れがあります。万が一違反が発覚した場合は、貯めたマイル相当額の返還や、懲戒処分の対象となる可能性も否定できません。実際にどのようなペナルティがあるかは会社の規定によって異なるため、出張前に禁止ルールの有無を確認しておきましょう。ルールに疑問がある場合は、後のトラブルを避けるためにも、総務などへ確認した履歴を残しておくと安心です。

利用実態と記録がずれる場合

経費の精算書に記載した内容と、実際の搭乗記録や領収書のデータに食い違いがあると、経理から疑われかねません。出張のついでに私的な寄り道や不自然な個人消費をしたとみなされると、社内で信頼が下がってしまう恐れもあります。悪気のないミスであっても、経理上のズレが不正を疑われるきっかけとなるため、書類の扱いには注意が必要です。出張時の領収書や搭乗履歴は、いつでも提出できるよう手元で保管しておくのが基本といえます。

公費や公務員の出張で使う場合

公費や公的資金を使って移動する公務員、国立大学法人の職員などの出張は、一般の民間企業より制限が厳しい傾向があります。マイルの扱いは各省庁の判断に委ねられている部分が多く、私的利用が法律で一律に禁止されているわけではありません。

ただし、内部ルールで出張マイルの取得自体の自粛や個人利用の禁止が明記されている場合もあるため注意が必要です。ルールに違反すると、組織内のトラブルにとどまらず重大な処分の対象となるおそれもあるため、旅費規程を所管する部署へ事前に確認しておきましょう。

出張マイルに関して会社ルールを
確認する方法

出張マイルの扱いに迷ったときは、いくつかの情報源を順番に確認していくと判断がつきやすくなります。ここでは、具体的な確認方法を紹介します。

就業規則を確認する

まずは会社の基本ルールである就業規則のうち、財産管理や懲戒に関する条項を確認しましょう。マイルの個人利用について直接的な記載があるかどうかが、利用してよいかを見極める重要な基準です。明確な禁止の記載がない場合でも、会社の経費から生じた利益を自分の判断で使うことにはリスクが伴うため、慎重な対応が求められます。念のため、確認した就業規則の該当箇所はメモや写し(スクリーンショットなど)として手元に残しておくと安心です。

経費精算規程・出張旅費規程を確認する

出張旅費の支払いや精算方法が定められた「出張旅費規程」の内容も、細かく読み込んでおきましょう。航空券代を会社が負担した際に発生するマイルを誰のものとするかが明記されているかどうかが、確認の要点です。特に、会社支給の法人カードで決済する場合は、ポイントやマイルの扱いが会社側で定められていることがあるため、個人付与の可否を確認しておきましょう。

総務・経理に確認する

規程を読んでも自分のケースに当てはまるか判断できないときは、総務や経理の担当部署に直接問い合わせるのが安心です。後から「言った・言わない」のトラブルにならないよう、確認は口頭ではなくメールなど形に残る方法で行うことをおすすめします。会員番号を予約システムに登録してよいか、決済方法はどうすべきかなど、実務で迷うポイントは具体的に質問しましょう。担当部署からの回答が曖昧だった場合は、出張前に直属の上長へ報告し、手続きの承認を得ておくと安心です。

メール文面は下記を参考にしてください。

【総務・経理・上長に確認するメールの例】

件名:出張時のマイルについて取り扱い確認のお願い

いつもお世話になっております。
〇〇部〇〇課〇〇〇〇(氏名)でございます。

近々、業務出張の予定(〇月〇日〜)が入りましたため、
出張時に発生するマイルの取り扱いについて以下4点をご教示いただけますでしょうか。

・個人アカウントでのマイル積算の可否
・貯まったマイルや特典の私的利用の可否
・会社帰属、または別途申請が必要な場合の手続き
・個人アカウントが利用不可の場合の、会社管理アカウント等の有無や具体的な手続き方法

社内ルールや旅費規程を順守して手続きを行いたいため、
お忙しいところ恐れ入りますが、可能であればメール(文面)にてご回答いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

出張マイルの貯め方は?効率的・スムーズに溜めるためのポイント

ここからは、出張でマイルを効率よく貯めるための基本的なコツを紹介します。日々の予約や支払いの中で、意識しておきたいポイントを押さえていきましょう。

航空会社と会員情報を集約する

出張のたびにさまざまな航空会社をバラバラに利用していると、マイルが分散してしまい、特典との交換に必要な数までなかなか貯まりません。自分の出張でよく使う路線や、使い勝手のよい航空会社に利用先を絞り込むことが基本です。同一のアライアンス(航空連合:スターアライアンスやワンワールドなど)に属する航空会社を選び、マイル口座を一つにまとめておくと、特典交換までスムーズに貯めやすいでしょう。

予約時に会員番号を登録する

マイルをしっかり貯めるためには、チケットの予約・購入時に、自分のマイレージ会員番号を正しく入力しておくことが基本です。登録を忘れたまま搭乗すると、後から事後登録の手続きが必要になったり、加算されなかったりする場合があります。会社の指定代理店や社内のトラベルデスク経由で予約する場合も、自分の会員番号が連携されているかを確認しておきましょう。

なお、登録を忘れた場合の事後登録の受付期限や条件は航空会社によって異なるため、早めに確認しておくと安心です。

支払い方法を統一する

出張費の支払い手段が、あるときは法人カード、あるときは現金や個人カードとばらばらだと、経理処理の段階で帰属の判断がぶれやすい傾向があります。会社から支給されたカードを使うべきか、個人のカードで立て替えて後日精算すべきか、会社が定めた線引きを守ることが大切です。自分のクレジットカードで立て替える場合は、経理に提出する領収書と自分の決済記録の整合性が取れているかを、常に確認しておきましょう。

宿泊予約でポイントや
マイルの還元を逃さないコツ

予約方法 還元を
受けやすい条件
メリット 向いている
ケース
提携条件を確認する プラン・キャンペーン対象期間、対象会員である 通常の宿泊よりも多くのポイントを一度に獲得できる キャンペーン利用時
公式会員経由で予約する ホテルの公式サイトや公式アプリからログインして予約 公式会員向けの料金・ポイント・特典を受けられる場合がある 会社の指定予約ルートがない人、自分で自由に宿を選べる人
ホテルの提携クレジットカードで支払う ホテルが発行している提携クレジットカードで現地決済する 宿のポイントとカードのポイントを「二重取り」できる 出張の回数が多く、同じホテルチェーンをよく使う人

出張の宿泊予約でも、予約方法や支払い方法によって、ホテルポイントやクレジットカードのポイント、提携マイルなどの還元を受けられる場合があります。ここでは、還元を取りこぼさないための具体的な方法を紹介します。

提携条件を確認する

ホテル宿泊でマイルやポイントの還元を受けるには、事前に付与条件や提携内容を確認しておくことが前提です。魅力的なキャンペーンほど、対象となる宿泊期間やプランの条件が細かく決められていることが多いため注意しましょう。

会社の法人契約による限定特典が使える場合もあるため、自分が損をしないよう適用条件をチェックする習慣をつけておくと安心です。出張先のホテルを特定の系列チェーンに絞ると、ポイントや会員ランクの特典効率が高まりやすい傾向があります。

公式会員経由で予約する

ホテルのマイルやポイント、会員特典を受け取りやすくするには、公式サイトや公式アプリからの予約条件を確認することが大切です。一般的な予約サイト(OTA)を経由すると、ホテルの会員限定特典やポイント加算の対象外になってしまうケースが少なくありません。

予約サイトの手軽さと、公式サイトの会員特典やポイントの総額を比較し、どちらがお得かを見極めることが重要です。会社の指定の予約ルートがない場合は、普段から公式サイトからの予約を優先するというマイルールを作っておくのも有効な手段です。

ホテルの提携クレジットカードで支払う

ホテルの提携クレジットカードで支払うと、ホテル会員としての宿泊ポイントに加え、カード利用分のポイントも貯められる場合があります。貯めたポイントは、次回の宿泊費割引に使えるほか、カードやポイントプログラムによってはマイルへ交換できることもあります。国際ブランド付きカードなら、出張中の移動費や日々の買い物でも同じポイントを効率よく貯めることが可能です。

ただし、決済をすべて法人カードで行うと定められている会社では個人カードを使えないため注意しましょう。立替払いが認められている職場なら、よく使うホテルチェーンの提携カードを1枚作っておくと重宝します。

出張マイルでよくある質問

ここでは、出張マイルについて疑問に感じやすいポイントをQ&A形式で紹介します。

Q.出張マイルが会社にばれることはある?

A.出張マイルの取得は、会社に把握される可能性があります。

航空券の予約やチェックイン時にマイル登録をすると、搭乗券や予約情報、精算書類などから登録状況が分かる場合があります。搭乗履歴や精算情報から利用状況が紐づくこともあり、法人カード利用時は決済履歴と照合される可能性があります。監査や内部チェックで発覚するケースもあるため、透明性のある運用を心がけましょう。

Q.出張で貯めたマイルは課税対象になる?

A.個人が取得したマイルが、直ちに課税対象となるとは限りません。

ただし、マイルやポイントの取得・利用の経緯によっては、一時所得などとして所得税の課税対象になる可能性があります。課税の要否は個々の事情によって判断が分かれるため、心配な場合は税理士や会社の経理担当へ早めに確認しておくと安心です。

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出張マイルとホテルでの還元を賢く両立させよう

出張マイルの扱いは会社ごとに異なるため、まずは就業規則や旅費規程を確認し、疑問があれば総務や経理に相談することが大切です。ルールを守りながら、宿泊予約でもポイントやマイルの還元を意識すると、出張のたびに得られるメリットを取りこぼしにくいでしょう。

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この記事の監修

アパホテル株式会社


◯事業内容
アパホテルネットワークとして全国に900ホテル以上(建築・設計中、海外、FC、アパ直参画ホテルを含む)を展開している。
また、2,200万人を突破したアパホテル会員を背景に、全国のネットワークを強固するとともに、くつろぎと洗練さをあわせ持つ「新都市型ホテル」や地方ホテル再生、フランチャイズ等で積極的に事業を拡大しています。

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